マインドフルネス瞑想

マインドフルネスとは

私たちは、今この瞬間を生きているように思えていますが、実は、過去や未来の事にとらわれて「心ここにあらず」の状態に多くの時間を占領されています(マインドワンダリング)。特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブな事ほどとらわれる時間が長くなりがちで、それが副次的、反復的に不安やストレスを増幅させてしまっているのです。こうした「心ここにあらず」の状態から抜け出し、心(注意)を「過去」や「未来」ではなく「今、この瞬間」、「目の前の現実」に向けた気づきの状態を「マインドフルネス」と言います。

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想は、心を「今、この瞬間」に向けたマインドフル(気づき)の状態に到達させるための手段として使われる代表的な方法です。

主な身体的効果
  • 免疫力の向上
  • 血圧の低下
  • 血中LDLコレステロールの低下
  • 血糖値の低下
  • 自律神経のバランスが整う
  • 睡眠の質の向上
  • 眼圧の低下
  • テロメアを長くする
  • コルチゾールの減少
  • RIPK2(慢性炎症に関与する遺伝子)の活動の低下
主な精神的効果
  • 緊張・うつ状態の緩和
  • 不安の減少
  • ネガティブ思考の減少
  • 意思決定力の向上
  • 集中力と注意力の向上
  • 共感力・思いやりの強化
  • 「とらわれ」からの解放
脳への主な機能的・器質的効果
  • 学習・記憶力の向上
  • レジリエンスの向上(ストレスレベルの低下)
  • 脳の老化防止
  • 認知症予防
  • 海馬の増大
  • 扁桃体の縮小
  • dlPFC(背外側前頭前野)の活動が大きく向上→※DMNの抑制
    ※デフォルト・モード・ネットワーク
  • 大脳皮質の密度増加

空(くう)の世界観

【世界=意識=空(くう)】
本当は生も死も幸福も不幸も悟りも迷いも存在しません。時間・空間はもちろん、「私」という自我でさえすべて夢、幻だからです。この分離のないシーンは自動的に生起しまた同時に消滅を繰り返しており、それをコントロールしている何かもいません。だから、あるがままでいようとしようがしまいが、それも含めて、もともとあるがままでしかないのです。コントロールできる「私」はもちろん他の誰かもいないのだから、「こうすれば良かった」・「ああしてくれれば良かったのに」等と自分や誰かを責めたり、後悔する事にも本来意味はないのです。ただ、様々な苦悩(と見えるもの)から逃れるために、悟りやノンデュアリティ(非二元)、覚醒・神秘体験、引き寄せ、ワンネス、超能力、幸せ探し等のスピリチュアルといったものに居場所を求め、依存するのも否定はしません。(それはそれであるがままなのですから)。しかし、そこに一時の安堵感を得られたとしても大抵長続きせず、矛盾を抱えたままそこに居続けるか、また新たな居場所を求めて迷走する方が多いのも事実です。真の安堵感を得るには一旦「私」という自我や過去・未来といった時間軸を手放し、「今(いま)」だけに目を向けてみる、一切のジャッジをしないでただ眺めて受け入れてみる。すると今まで苦悩だと思っていたものもすべて「私」という自我の思考の中の幻想であること、そしてそれらの自我意識や思考もあるがままに生じているに過ぎず、すべては「あるがまま」でしかないこと、そしてそれは即ち「永遠の今(いま)」であることに気づくと思います。

悟り・スピリチュアル・生死の問題・真理の探究等に答えを見出せない方、それらに決着をつけたい方向け特別講座もあります(受講資格制限有・要問い合せ)。

お申し込み・料金

下記のボタンからお申し込み下さい。
個人または団体のどちらでもお申し込み頂けます。
原則ZOOMにて行いますので、遠方の方でもお受けしています。
※現在は、個別指導のみお受けしています。

<瞑想指導時間>
 平日:16時 ~ 23時
 土日祝日:12時 ~ 22時

<ご利用料金>
 初回:理論 2時間 20000円+税
 2回目以降:実践 1時間 10000円+税
          2時間 20000円+税 

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